ここでは地理の勉強法とおすすめ参考書・問題集・過去問について書きます。
センター試験地理の基本戦略
まず最初にセンター試験地理の基本戦略を書きます。
理解と暗記の両方を!
センター試験地理のポイントは、理解と暗記の両方を行うということです。
地理というと暗記科目と思われがちですが、センター試験地理の問題は非常によくできているため、単純な暗記では解けないようになっています。
したがって基礎知識を暗記することは当然必要ですが、それぞれの知識がどのようにつながっているのかを理解することも必要になります。
参考書
センター試験地理におすすめの参考書を書きます。
センター試験 地理Bの点数が面白いほどとれる本
センター試験地理に必要な内容がよくまとまっている参考書です。ただし、まとまっているゆえに初学者には難しいかもしれません。その場合は『村瀬の地理Bをはじめからていねいに 系統地理編 (東進ブックス センター試験 名人の授業)』『村瀬の地理Bをはじめからていねいに 地誌編 (東進ブックス センター試験 名人の授業)』の方がよいでしょう。
【使い方】
参考書なのでガンガン読みすすめましょう。それを2・3周すればとりあえず大丈夫です。ただし、明かな暗記ポイントに関しては暗記カードを作るなどして完璧に覚えておきましょう。
地図帳
地理の学習には地図帳が欠かせません。高校で買っている人はそれを使えば大丈夫ですが、持っていない人は買いましょう。ただし、地図帳と言っても一般の地図帳ではなく、学習用のものを使います。私は帝国書院のものを使いました。
【使い方】
参考書や過去問の解説を読んでいて場所が分からないときは開きます。面倒ですが、知識を整理するためにも役立つので積極的に開くようにしましょう。
過去問
センター試験地学におすすめの過去問を書きます。
黒本
解説が丁寧な黒本がおすすめです。
【使い方】
過去問をやる時はきっちりと時間を計ってやりましょう。間違えた問題(特に知識)は繰り返しやったり暗記カードにしたりして確実に覚えます。また、理解が曖昧なときはそのつど参考書に戻るようにしましょう。問題をやった後に参考書に戻ることによって、知識と理解がつながっていきます。もともとの常識量にもよりますが、だいたい10年分もやれば大丈夫だと思います。
Next: あとがき